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[住宅購入時のチェックポイント]
ホームインスペクション(住宅診断)とは?

2017-10-17

中古住宅取引時に説明義務化、インスペクションとは?


ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場からまた専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。


米国では、州によって異なりますが、取引全体の70~90%の割合でホームインスペクションが行われ、すでに常識となっています。


ホームインスペクションの普及率日本でも2018年4月から、中古住宅取引の際にホームインスペクション(住宅診断)の説明が義務化されます。つまり、宅建事業者は「中古住宅の媒介契約時、売買契約前の重要事項説明時などにおいて、建物がホームインスペクションを受けた履歴があるか?実施する意向はあるか?」を確認する必要がある、ということです。


では、実際のホームインスペクション(住宅診断)はどのようなものなのでしょうか?

それにより、どのようなことがわかるのでしょうか?


ホームインスペクションはいわば住まいの「健康診断」


ホームインスペクションは、比較的短時間で可能な範囲で行う「一次診断」です。これは病院に例えるなら「健康診断」。外壁や基礎に不具合の 兆候は見られないか、室内に雨漏りの形跡はないかなどを目視で確認し、建物のコンディションをご依頼者さまにご説明するものです。


壁や天井の中などの隠ぺいされている部分やリスクを払拭できない箇所は、破壊調査も含めた詳細な調査の検討も必要になるかもしれません。病院で言うなれば「精密検査」にあたります。


ホームインスペクションでは、非破壊で確認できる範囲で建物のコンディションを見極め、「欠陥住宅ではないか?」「いつごろ、どこに、いくらくらいのお金がかかるのか?」「あと何年くらいもつのか?」などのアドバイスも含め、売買の判断材料とすることで、中古住宅取引のリスクを軽減することができるのです。


「申し込み後、契約前」がベストタイミング


ホームインスペクションのタイミングおすすめのタイミングは「申し込み後、契約前」。


なぜなら「ホームインスペクションの結果、必要と判明した修繕費用などを資金計画に組み込むことができる」「利害関係のない第三者からのセカンドオピニオンを購入の判断材料にできる」「万が一、大きな問題が見つかった場合には無条件で引き返せる」「申し込みをしているため、原則として他の方に買われる心配がない」ためです。


不具合を知らずに契約・入居して、あとから発覚・・・という最悪の事態も避けられます。

入居後に大がかりな修繕工事が必要なことが発覚し、資金がショートしてしまった、なんてケースも考えられるからです。


実際のホームインスペクションではどんなことが行われるのでしょうか?


ホームインスペクション、どんなことするの?実際のホームインスペクションでは、以下のような診断項目を診断します。


・著しい建物の傾き

・不同沈下している可能性

・継続していると思われる雨漏りの形跡

・著しい施工不良の有無

・構造耐力上主要な部分の著しい損傷

・躯体の腐食・変形の有無

・屋内給排水管の著しい劣化、漏水やその形跡

・詳細な調査を行う必要のある箇所の有無


具体的には、一戸建であれば、基礎や外壁などのひび割れ、建物の傾き、床下の水漏れ、シロアリの被害、屋根裏の雨漏り、換気扇など設備の動作確認などです。

所要時間は、戸建てで3時間(屋根裏・床下の詳細調査をご希望の場合はプラス1~2時間)、マンションで2~時間ほどを見ておくといいでしょう。


このように購入前に建物のコンディションを確認し、「欠陥住宅」や「買ってはいけない住宅」を購入しないために、ホームインスペクションの活用をご検討ください。


関連リンク ・ホームインスペクション(住宅診断)会社選び、3つの秘訣

・ホームインスペクションのベストタイミングはいつか?
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