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[物件見学 チェックポイント]
中古戸建て見学時、見るべきはここ!ブロック塀のチェックポイント

2018-06-20

先の地震で痛ましい被害を生んだ、小学校のブロック塀の倒壊事故。


崩れたブロック塀は、建築基準法違反(基礎の鉄筋の接続が不十分だったことから、今回の揺れで倒壊してしまったのではないか)と報道されています。


今回の被害を受け、全国の小中学校のブロック塀の緊急点検が実施されることになりましたが、危険なのは小中学校のものだけではありません。


「近所のブロック塀も建築基準法違反なのでは?地震があったら危ないのでは?」とお思いの方も多いかと思います。


特に中古住宅購入の際、「立地」や「室内の状態」といったポイントはよく見ていても、塀などの外まわりは意外と見落としやすいもの。


今回は、中古一戸建て住宅を見学する際にチェックしておきたい、「ブロック塀」のポイントを中古戸建てホームインスペクション(住宅診断)の経験豊富なホームインスペクターが解説します。


倒壊の危険は?ブロック塀のチェックポイント4つ


ポイント1.いつ作られたものなのかを確認!


ブ ロックやフェンスは建物と同じ時期に作られたものと思われがちです。


しかし、そこにも意外な落とし穴が。今の所有者様が新築する前に、すでにブロック塀が あった……なんてことも。


比較的新しい10年以内の物件でも注意が必要です。


建物の築年数も気になりますが、ブロック塀がいつ作られたものかも確認しま しょう。


ポイント2.建築基準法に適合しているか?


ブロック塀目視のチェックポイント今回のニュースで初めて知った、という方もいらっしゃるかと思いますが、建物だけでなく、ブロック塀にも建築基準法が適用されます。


ブロックの厚さ、高さや補強のための控え壁(ひかえかべ)の設置など詳細なルールが決められているのです。


ただし、古いブロック塀についてはその当時の建築基準法に即して作られており、現行の基準より耐震性なども劣りますので、中古住宅同様、いつ建てられたものなのか?のチェックがここでも必要です。


ポイント3.内側を確認、実際に触ってみよう!


特にブロック塀の外側は、外観を気にされる方は多いのでしっかり見る方も多いと思います。


そこでつい見落としがちなのが、敷地内側のブロック塀。内側にもひび割れやズレがないか、要確認です。


また、ひび割れの有無に関わらず実際に触ってみてください。



見た目には問題なさそうでも、触って見るとこのようにぐらつきや揺れなどがわかる場合もあります。


ポイント4.補修するなら?そもそも誰のものなのか


もし、自宅や購入予定の物件のブロック塀にひび割れやズレ、ぐらつきや揺れがあったら、補修を検討しないといけません。


この場合、以下の事を事前に確認しておくことをおすすめします。



・補修費用は売主負担か、買主負担か

・買主負担の場合、どのくらい費用がかかるのか

・隣地との境界線上にブロック塀がある場合、境界はブロック塀の中心、内側、外側のどこにあるのか

(境界線の内側(敷地内)にブロック塀が積まれている場合は、自由にブロック塀を新設することができます。

しかし、隣地にもまたがっていて、共同所有になっている場合は、勝手に修理することはできません。)



もし、自宅のブロック塀が人を傷つけてしまったら、(正しい管理ができていなかった場合など)所有者としてその責任を問われる可能性もあります。


地震大国の日本ではいつ地震が起きるかわかりません。被害があってからでは手遅れです。


中古戸建てを購入の際には、契約前にしっかりチェックしておきたいものです。


また、既にご自宅の敷地内にブロック塀がある、という方は、自治体によっては補修の補助金を出しているところもありますので、お住まいの自治体にお問い合わせしてみてはいかがでしょうか?


「自分だけでは不安、よくわからない……」というときは、ホームインスペクター(住宅診断士)や建築士など建物の専門家に相談してみましょう。

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