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[リフォーム・リノベーション チェックポイント/物件見学 チェックポイント]
中古戸建てのリフォーム、やるべきトコロ vs 後でもいいトコロ

2016-08-18

中古一戸建ての購入を考えている方の中には、リフォーム・リノベーションを見据えて物件を見ている方も多くいらっしゃるでしょう。


最近では、中古物件購入時にホームインスペクション(住宅診断)を行い、その劣化状況や建物の状態を確認し、購入後のリフォーム計画の参考にされる方も増えてきました。


特に築年数の古い物件では、耐震性や断熱性も気になりますし、現状の間取りがご自身のライフスタイルに合っているとは限りません。


ですが、限られた予算の中で全ての要望通りにリフォームするというのはなかなか難しいもの。どこを優先してどこを譲るのか?その優先順位が問題になってきます。


そこで今回は中古戸建て購入&リフォームでやるべき箇所と後でもいい箇所の判断の仕方をホームインスぺクター(住宅診断士)が解説します。


建物の基本性能をまず見直す、耐震性&断熱性


中古住宅でまず不安に感じるのが、耐震性能と断熱性能


1981年5月31日以前に建築確認許可を受け、建てた住宅は耐震基準が違うことから筋違(すじかい、と読みます。建物の壁の強度を高める斜材)が少ないものもあります。


これらは一般的に旧耐震などと言われます。


また、省エネに対する意識も現在ほど高くなかったこともあり、築年数の古い物件では断熱材が全く入っていないケースも。


耐震性や断熱性の向上は、内装下地を取り外した状態でないと改修することが困難です。予算はそれなりに必要になりますが、建物の性能としてとても大切な部分なので、できることなら入居前に下地の石膏ボードを取り外し、まずは耐震改修と断熱工事を行っておくべきでしょう。


まとめて工事できるとろは一度に


屋根や外壁などの建物の構造部分は、良好な維持管理がなされていればかなり長期的に性能を維持できます。


しかし、生活する上で使用頻度の高い住宅設備はいずれ交換が必要になります。また、建物は中古でもトイレや浴室などを中古で使い続けることに抵抗がある方も多いでしょう。これらの設備の入居後の改修は困難 です。専門工事になるため入居前にまとめて改修するほうが得策です。


今では新築の場合、各室にエアコン の専用回路、インターネット回線が引き込まれているのが標準的ですが、中古住宅の場合はそのような配慮はされていません。また、いまと比べて電気容量も少なめに設定されている場合も。


電気の配線、配管は壁に隠蔽されるので入居後に改修すると思わぬ費用がかかります。将来のことも考慮して電気容量を見直し、必要な場所にエアコンの専用回路、インターネット回線、コンセント等を内装工事に合わせて増設しましょう。


外装の塗装は概ね10年を目安に塗り替えることが望ましいとされています。塗装材料自体はあまり高価ではないのですが、足場を掛ける必要があるため、そのための費用が高価です。


足場を掛ける機会は多くないので、軒樋やバルコニー、軒裏など足場が無いと施工が不可能な部分はまとめて施工するとよいでしょう。


自分たちで少しずつ家づくりを楽しんでも


内装のビニルクロスや塗装、庭の植栽やウッドデッキなど、いつでも施工できる部分は入居して予算が確保できてからでもいいでしょう。


ホームセンターで材料や工具を購入しDIYすることも可能です。入居後に自分たちで少しずつ手を入れていくのもまた楽しいかもしれません。住まいに対する愛着もますます増していくでしょう。


いかがでしたでしょうか?


リフォーム、リノベーションを見越して中古住宅を購入する場合、その建物の性能を購入時にきちんと確認し、必要になる工事も考えておくといいでしょう。入居後に思わぬ不具合や劣化が見つかって、想定外の費用が発生したり、いろいろと我慢したまま生活しなければならなくなるかもしれません。


また、リフォーム工事業者さんに不要な工事まで提案され、そのまま必要以上の工事費用をかけてしまうというケースもあります。できるだけ建物のチェックは工事に利害関係を持たない第三者に依頼することをお勧めします。


気になる方はホームインスペクター(住宅診断士)にお気軽にご相談ください。

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